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自動車・輸送用機器

ものづくりに携わり続けたい
現役エンジニアとして活躍できる
フィールドがあった。

2011年入社
笠間 久史HISASHI KASAMA

自動車部品メーカーでトラックのタンク製造を担当している笠間さん。業務効率化・工数削減への貢献を評価され、配属先で部門長賞を受賞したほか、2019年度の準MVE賞にも選ばれました。長いキャリアの中で感じる、エンジニアの面白さとは何か。話を伺いました。

入社後、自動車関連メーカーを2社経験。業務の幅が魅力だった。

ビーネックステクノロジーズに入社して7年、現在は自動車部品メーカーにてトラックの燃料タンクの製造に携わっています。以前は、自動車メーカーでまったく異なる部品設計を担当しており、1つの会社に所属しながら幅広い業務につけるのはビーネックステクノロジーズならでは。新しいことを勉強し続けられるのが面白いです。

エンジニアのキャリアは長く、大学卒業後に小さな町工場で入って以来、一貫してものづくりのフィールドにいます。子どもの頃からプラモデルを作るのが大好きで、売っている部品を組み立てるのではなく、部品そのものを自分で作っていたほど。町工場では、当時の常務にぴったりと張り付いて、試作を作るところから、設計業務、生産管理、品質保証業務、営業まで、一通りすべてのことを教えてもらいました。怒られてばかりでしたが、若いうちにものづくりのイロハを叩き込まれたから今の自分があります。その後、大手自動車メーカーにも在籍していましたが、時代の流れで不安定な状況になることも多かった。エンジニアとしてものづくりの現場に居続けたいと考え、業務の選択肢が多い当社への転職を決めました。

業務効率化に注力。自由にやらせてくれる環境が心地よい。

今の業務は、燃料タンク製造ラインの生産工程の設計・管理です。機械ごとに担当が割り振られており、エンジニア一人ひとりに裁量権が与えられています。わからないことは自分で勉強してキャッチアップするスタンスで、厳しい環境ではありますが、私にとっては期待感の大きさがうれしい。配属当初、担当は2つでしたが、1年経った今は6工程を任されています。

ここ半年で力を入れてきたのは、業務生産性の向上です。私の担当ではなかったのですが、ある主力マシーンの納期が予定より1カ月遅れており、しかし引き渡し日を伸ばすことはできないという状況でした。自分の工程を進めながら、その主力マシーンのサポートもしなくてはいけない。そこで、配属先の製造担当者に働きかけ、改善班、保全班、我々エンジニアが集まる月2回のミーティングを行うことにしました。どうしたら納期に間に合わせられるか、どうすれば作りやすくなるのか。現場から吸い上げた意見を1つずつ行動に移し、今も継続して業務改善を続けています。

エンジニアの意見に耳を傾け、すぐにアクションを起こさせてくれるのは配属先の企業カルチャーです。エンジニアのキャリアが長い私にとって、自由に仕事を進められる環境はとても居心地が良く、恵まれているなと思います。

CADやロボット講習に参加。学ぶ意欲に会社が応えてくれる。

ビーネックステクノロジーズのサポート体制も心強く、新しい知識を学ぶ機会が充実しています。
2019年の頭には、ロボットの操作を学ばなくては業務が進まない状況になり、営業担当に相談をしました。すると「すぐに講習に参加してください」と即答。4日間のロボット講習に参加することができました。ゲーム感覚で学ぶことができ、今では毎日ロボットを使って仕事をしています。
ほかにも3次元CADの研修にも「参加したい」と言うとすぐに手続きを進めてくれました。学びたいという意欲にはすぐに応えてくれる。その姿勢がありがたいです。

これからも、体が動く限りは現場でものづくりに携わりたいですね。もし体に無理が利かなくなったら、外装デザイン設計を担当して、長いエンジニアのキャリアを終えたいと思っています。外装は世の中に“形”が出るから良いんです。今まではボンネットを開けなければ見えなかったけれど、外装デザインなら「あのクルマは私が作ったんだよ」と子どもや孫に伝えられる。エンジニア冥利に尽きます。いずれは設計デザインの仕事でも表彰されるように、若手エンジニアに負けじと頑張ります。

就職活動に取り組んでいる後輩の皆さんへ

大切なのは自分で勉強する姿勢です。わからないことがあれば、わかるようになるまで勉強して、人から聞かれたら答えられるようにしておくこと。知識は、日々の小さな積み重ねでしか身に付きません。そしてその積み重ねが配属先や周りのエンジニアとの信頼関係を築いていくんだと思います。

取材日2019.8.5

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