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エンジニア2025.05.15

設備保全エンジニアにおすすめの5つの資格!メリットや向いている人も解説

就活を進める中で「エンジニアが気になる」という方向けに、モノづくりに欠かせない精密な設備や装置、ロボットなどの設備保全エンジニアをおすすめの資格とともにご紹介します。

エンジニアに興味がある方はもちろん、モノづくりが好きな方、機械いじりが好きな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

設備保全とは

設備保全の仕事は、自動走行車や電気自動車、航空機、スマホやゲーム機に欠かせない半導体、医療機器まで、あらゆる日本のモノづくりの要である機械や設備、ロボット、プラントなどを「守る」、やりがいあふれる仕事です!
日々最新の技術に触れワクワク感もありながら、問題解決能力やコミュニケーションスキルを磨くことで、あなた自身もどんどん成長できるフィールドなんです。

項目 内容
対象製品 自動車をつくるための生産ラインやアームロボット
半導体を運ぶ搬送用ロボットや組み立て装置、航空機部品を加工する機械加工設備、手術用医療ロボット、自動搬送ロボット、溶接ロボット、化学プラント、5G基地局など
仕事内容 点検・保守: 定期的に設備をチェックし、異常がないか確認する
故障対応: 故障時に迅速に原因を特定し、修理を行う
メンテナンス計画: 設備の寿命を延ばすための定期的なメンテナンススケジュールを立てる
身に付くスキル 先端の機械や設備、ロボット構造の機械的・電気的な知識習得
データ分析力や故障原因の特定と課題解決スキル、チームワーク

 

設備保全におすすめの5つの資格

設備保全におすすめの資格は、以下の5つです。

  1. 機械保全技能士
  2. 危険物取扱者甲種・乙種
  3. 品質管理検定
  4. 電気工事士
  5. 電気主任技術者

 

設備保全の仕事に必須の資格はありません。ただし、資格を取得することで専門知識や技術力を証明でき、エンジニアとしての強みになるでしょう。

❶ 機械保全技能士
機械保全技能士は、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施している、設備保全の知識と技能を証明できる国家資格です。故障予防や設備改善の知識を活用し、生産効率向上に活かせるでしょう。

区分 受験資格 学科試験  実技試験
2級 2年以上の実務経験 ・真偽法25問
・四肢択一25問

・選択作業別試験(※)

3級 実務経験不要 ・真偽法30問 ・選択作業別試験(※)

※機械系保全作業・電気系保全作業・設備診断作業(3級を除く)のいずれか
※参照:公益社団法人日本プラントメンテナンス協会「 試験要項 | 国家検定 機械保全技能検定

設備保全のスペシャリストとして認められる資格であるため、キャリアの幅を広げやすいです。

品質管理検定
品質管理検定(QC検定)は、モノづくりにおいて重要となる品質に関する知識を測定する試験です。品質管理・品質改善の知識を体系的に学習できます。未経験から設備保全エンジニアを目指す方は、品質の課題を解決できる社員を想定した2級からがおすすめです。

レベル 対象者 試験内容
2級 自部門の品質問題解決をリードできるスタッフ、品質に関わる部署の管理職・スタッフなど
※受験資格は不問
• QC七つ道具等を含む統計的な手法の活用や実践のための知識
• 確率分布、検定・推定、相関分析・回帰分析、実験計画法、抜取検査、信頼性工学、品質機能展開、統計的プロセス管理などの基礎知識
• 3~4級の試験範囲

※参照:日本規格協会グループQC検定 | 日本規格協会 JSA Group Webdesk

主催の日本規格協会グループから複数種類の参考書や過去問題集が発行されているので、自分に合った書籍で勉強しましょう。ビーネックステクノロジーズが行うオンラインのエンジニアコミュニティでは同じ資格取得を目指すエンジニア同士の勉強会もあるため積極的に参加しましょう。

電気工事士
電気工事士は、電気設備の工事や取扱に必要な国家資格です。工場やビルの受電設備から屋内配線まで、幅広い電気設備を対象としています。点検や修理を安全かつ適切に行い、不具合対応にもスムーズに対応できる知識が身に付くでしょう。

区分 作業可能範囲 資格取得条件 試験内容(※)
第二種 ・600v以下の一般住宅
・小規模店舗
・家庭用太陽光発電設備
試験合格のみ CBT方式または筆記方式
(四肢択一)50問
実技試験1問

※技能試験は学科試験合格者のみ受験可能
※参照::電気工事士の資格概要 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

電気系の知識やスキル習得において、自らの経験を可視化し、強みとできるおすすめの資格の1つです。

❹ CAD利用技術者
CAD利用技術者試験は、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が主催している、設計や製図業務に必要なCADスキルを証明する民間資格です。
2次元CAD利用技術者試験と3次元CAD利用技術者試験の2種類に分かれており、基本的な操作スキルや、設計図の読み取り能力・正確な図面作成技術が求められます。

3次元CAD利用技術者試験

区分 対象者 試験内容
準1級 2級有資格者 公式ガイドブックに準拠
・CAD操作/二次元図面からの作図
2級 不問 公式ガイドブックに準拠
・CAD/モデリング/ネットワークなどに関する基礎知識

※参照:CAD利用技術者試験 – ACSP 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

設備や機械を扱う際は、機械図面を読むスキルがあるかないかでは任される業務の幅も変わってきます。未経験の方は2級からの受験がおすすめでしょう。

❺ 電気主任技術者
電気主任技術者は、電気事業法で定められた電気設備の保安監督者としての国家資格で、一定規模以上の電気設備を扱う施設では選任が義務付けられています。事業用電気工作物の保安管理において最高位の資格であるため、高度な専門知識が求められます。

区分 受験資格 実技試験
第二種 電圧17万v未満の事業用電気工作物 ・一次試験(マークシート):理論、電力、機械、法規
・二次試験(記述式):電力・管理、機械・制御
第三種 電圧5万v未満の事業用電気工作物
(出力5千kW以上の発電所を除く)
・マークシートまたはCBT:理論、電力、機械、法規

※参照:電気主任技術者の資格概要 | 電気主任技術者 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

電気設備の保安管理のスペシャリストとして認められる資格であるため、設備保全の現場でどんどんキャリアップしていきたいという方におすすめ。将来的にもより責任あるポジションで活躍できるでしょう

設備保全エンジニアが資格取得をする3つのメリット

設備保全エンジニアが資格を取得するメリットは、以下の3つです。

  1. 機械やロボットの知識が基礎から身に付く
  2. 設備保全としてのスキルを証明しキャリアアップが目指せる
  3. 資格手当・取得祝い金がもらえる場合がある

 

メリットを知ることで、積極的に資格取得に挑戦できるでしょう。

❶ 機械やロボットの知識やスキルが基礎から身に付く
設備保全に関連する資格を取得することで、体系的な知識とスキルを身に付けられます。基礎的なスキルや知識が強化されるので、作業ミスが低減し、保全業務の質が向上するでしょう。
また、体系的な知識を習得することで、作業の必要性を理解できるため、作業効率化にもつながります。

❷ 設備保全としてのスキルを証明しキャリアアップが目指せる
設備保全の資格を取得することで、スキルや専門性を客観的に証明できます。特に機械保全技能士の資格は、国家資格として高い信頼性を持つので、履歴書への記載も可能です。
また、実務経験がない場合でも、資格を通じて保全に関する知識を証明できるため、キャリアアップが目指せるでしょう。

❸ 資格手当・取得祝い金がもらえる場合がある
機械保全技能士のような国家資格は、多くの企業で資格手当の対象となっています。ビーネックステクノロジーズでも200種以上の資格を対象に、資格取得時のお祝い金制度がありますのでぜひチェックしてくださいね。

資格取得支援制度 一例
合格お祝い金
最大7万円支給
・機械保全技能士
・品質管理検定
・第二種電気工事士
・3次元CAD利用技術者試験
・電気主任技術者

関連ページ:2,000種以上の通信教育講座やeラーニング、200種以上の資格取得支援
研修制度|新卒採用|ビーネックステクノロジーズ

設備保全エンジニアに向いている人の特徴

設備保全エンジニアに向いている人の特徴を新卒向けにわかりやすく説明します。自分自身に当てはまるか考えてみてください。

  1. 問題解決が好きな人
    設備が故障したとき、迅速に原因を特定し、解決策を考える必要があります。問題を見つけて解決することにやりがいを感じる人に向いています。
  2. 手を動かすことが好きな人
    実際に設備を点検したり、修理したりする作業が多いです。理論だけでなく、実践を重視する人に適しています。機械や工具を使うのが楽しい人は特に向いています。
  3. チームで働くのが得意な人
    設備保全は、他のエンジニアや技術者と連携して行う仕事です。コミュニケーションを大切にし、協力して作業を進めることができる人に向いています。
  4. 新しい知識を学ぶ意欲がある人
    技術や設備は常に進化しています。新しい技術や知識を積極的に学ぶ姿勢がある人は、成長し続けることができるため、設備保全エンジニアに向いています。
  5. 安全意識が高い人
    設備保全には安全が最優先です。自分自身だけでなく、周囲の人々の安全を考えられる人は、この仕事において重要な資質です。危険を察知し、適切に対処できる人が求められます。

これらの特徴に当てはまる方は、設備保全エンジニアとして活躍できる可能性が高いです。自分の強みを活かして、ぜひ挑戦してみてください!

ビーネックステクノロジーズで設備保全エンジニアを目指そう

設備保全エンジニアは、先端の機械や設備、ロボットに携わることで機械的・電気的な知識やスキルが最短で身に付く仕事です。さらに資格を取得することでエンジニアとしてさらなるキャリアアップや、資格手当による収入アップも期待できるのがメリットです。

ビーネックステクノロジーズなら、大手メーカーを中心に1,090社との取引実績があります。また、2,000種以上の研修講座と200種以上の資格取得サポートをしているため、継続的なスキルアップも可能です。

興味がある方は、ぜひエントリーしてくださいね。


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