モノづくりに興味をもったのは、ゲームがきっかけです。「自分でもゲームを作ってみたい」との思いからプログラミングに興味が湧き、高校卒業後はゲームプログラミングを学べる専門学校へ。ゲーム制作を通して実践的なプログラミングを学び、モノづくりの面白さを知ることができた2年間でした。ゲームコンテンストに応募した経験も、自分自身の大きな自信につながったと思います。
就職活動ではゲームプログラマーはもちろんのこと、幅広く「モノづくり」という視点で仕事を探していました。そんな中、専門学校での企業説明会で出会ったのが、ビーネックステクノロジーズです。
私は好奇心旺盛で、モノづくりに限らず、いろいろなことに興味をもつタイプだと思います。一度気になったら、どんどん気になって調べたり、行動を起こしていくうちに、その分野にのめりこんでしまうんです。そんな自分にとって、当社は挑戦できる職種も幅広く、さまざまな資格取得支援もあるので、やりたい分野はもちろん、新しい分野にも挑戦できる。そう思い、入社を決めました。

入社後は大手産業用電気機器メーカーで、品質管理エンジニアとして働いています。具体的には、完成した製品が「設計通りに性能を発揮するか」「安全に動作するか」を最終確認する品質テスト業務です。
現在担当しているのは、大型UPS(無停電電源装置)という製品。これは停電時も電気の供給を維持する装置で、病院やデータセンター、銀行など、私たちの生活に欠かせない重要な施設で使われています。多くの人はなじみがないかもしれませんが、社会インフラを支えている、なくてはならない製品なんです。
業務内容としては、正しく配線されているかを確認する「配線チェック」から、所定の電圧に耐えられるかを試す「耐圧試験」、実際に電源を入れて動かす「電気試験」まで、一連の試験を行い、エラーが出た場合はその原因を調べて上司に報告し、改善につなげます。試験や検査ごとにチェック項目は数十におよび、細部まで確認して品質を守るのが私の役割です。
高電圧・高電流を扱う電気試験では、わずかなミスが重大な事故に直結することも。「大丈夫だろう」ではなく「どこかにミスが潜んでいるはずだ」という意識で、一つひとつの工程を丁寧に進めています。緊張感を伴う仕事ではありますが、納品先のリストに自分が担当した装置を見つけると、「あの装置がこんな場所で使われているのか」と誇らしい気持ちになりますね。

配属後すぐは配線チェックから始まり、入社半年で電気試験を任されるようになったのですが、正直なところ、もともと理科が苦手だったんです。最初に業務内容を聞いたときも「電気試験なんて難しそう」と思いました。でもすぐに好奇心が刺激されて、「どんな仕事だろう?」と興味が湧いてきたんです。電気分野について少しでも知りたくて、就業前から高校時代の教科書を見返したり、インターネットで調べたりしていましたね。
配線チェックは、部品の名前や位置など、覚えることが多くて大変でしたが、資料をよく確認し、わからないことは先輩に聞いて理解していきました。そうして数をこなすうちに感覚がつかめてきて、2カ月ほどで配線チェックや耐圧試験を一人で任されるように。
さらに入社半年後に、通常1年以上の経験を積んでから担当する「電気試験」に挑戦することになりました。高度な安全管理が求められる難しい業務で、「大変そうだな」とは感じましたが、「それだけ期待してくれているんだ」と思うと素直にうれしかったです。先輩方が集中的にトレーニングしてくださったおかげで、2〜3週間後には1人でこなせるようになりました。
エンジニアになってみて思うのは、「意外と大丈夫だったな」ということ。当然、最初は一つひとつの業務を覚えるだけでも大変でしたが、わからないことは自分で調べ、さらに人からも教わっていくことで、理解や知識は深まっていきます。それを繰り返していくうち、自然と仕事が身に付いていった感覚がありますね。どんなに難しい業務であっても、初めての経験であっても、基本はきっと一緒なんだと思います。
今後は品質管理業務で得た経験を活かして、半導体など新しい分野にも挑戦してみたいですし、当社ならエンジニアとしての自分のキャリアをもっと広げられると思っています。これからもずっと、夢中になれるモノづくりの世界に関わり続けていきたいです。