モノづくりへの想いを胸に、エンジニアの世界へ。
もともと“つくる”ことが好きでした。プラモデルを組み立てたり、DIYで棚を作ったりと趣味でいろいろな創作を楽しんでいたんです。大学は機械工学部へ進み、ロボット制作やプラスチック素材の研究に取り組みました。砂型にアルミを流し込んで鍛造したり、ゼミではプラスチックを作る研究もしていました。
学生時代を通じて「これをやりたい」という明確な目標はなかったのですが、はっきりしていたのは、モノづくりに携わっていたいという気持ち。「“つくる”という世界で、いろいろなことにチャレンジしたい」そう思い始めた矢先に出会ったのが、ビーネックステクノロジーズです。
入社を決めた理由は、2つあります。1つ目は、大手メーカーで幅広くモノづくりに携われること。2つ目は研修制度やeラーニングなど、入社後の学習環境が整っている点も大きな魅力でした。大学で機械工学を専攻していたとはいえ、未経験の分野も多く、知識が足りていないことに不安を感じていたので、学びの機会の豊富さは心強かったです。
内定したのは秋で、すでに配属先が決まっている同期もいて焦りましたが、配属先も順調に決まり、おかげで安心して社会人生活をスタートできました。
設計エンジニアとして、「デザイン」と「性能」両方のニーズを叶える。
入社後は大手自動車部品メーカーに配属となり、自動車用フロントバンパーの設計を担当しています。フロントバンパーは車の「顔」ともいわれる外装部品で、見た目の印象だけでなく、安全性や空力性能、エンジンの冷却効率にも直結し、デザイン面と性能面の要望を両立させなければなりません。
具体的には、顧客から受け取ったデザインをもとに設計ソフトのCADでモデルを作り、テストと修正を繰り返します。これらの作業はチームで協力しながら進め、最終的にすべての要件をクリアした設計データを工場に納品するまでの工程を担当しています。
大学で機械工学を学んでいたものの、CAD操作は初心者同然でしたが、配属前にビーネックステクノロジーズで1カ月間CAD研修が受けられたおかげで、大きな不安なく実務をスタートすることができました。
配属後3カ月くらいは、上司の指示通りにCADでモデルを作るだけで精一杯でしたが、半年経つ頃には、自分で考えて提案できるようにもなりました。例えばエンジン熱で樹脂が溶けるリスクがあれば、「ここに空気穴を設けて冷却してはどうか」など。上司とともに顧客との会議に参加し、全体の状況を把握するようになったのも、半年目くらいからですね。
1つのバンパーを完成させるまで約3カ月。その間ずっと「デザインを損なうことなく、いかに性能を満たすか」という難題に向き合い続けます。納品できた時は達成感があって、これを味わうために頑張っているところもありますね。
仲間との出会いが、人間としての幅を広げてくれた。
現在、入社から1年半。設計エンジニアとして顧客対応や進行管理、チームの業務調整を担う場面も多くなっています。意識しているのは、確実に伝わるコミュニケーション。例えばメンバーに作業を依頼する際には、テキストだけでなく図などを入れて視覚的にわかりやすい資料を用意するなど工夫しています。口頭だけよりも正確に伝わるし、結果、業務の効率が上がります。
また、設計業務はパソコン作業が中心のため黙々と業務を進めがちですが、集中力を保ち相談しやすい雰囲気をつくるためにも、適度なリフレッシュは不可欠です。そのため、合間に雑談をはさんで周囲とコミュニケーションをとり、楽しく働ける場づくりを心掛けています。
配属先は、上下関係の垣根がなく、気軽に話せる雰囲気です。私の趣味の1つに射撃があり、上司と共通の趣味でもあるため、休日に一緒に行くこともあります。同じフロアのエンジニアと飲みに行くこともあり、自分の知らない世界を知ることができるのも楽しいんです。仕事から得られる人生経験や出会いが、人間としての幅を広げてくれていると感じています。
今後のキャリアについては、具体的なことは決めていません。変化に臨機応変に対応しながらチャレンジを続け、自分の可能性を広げていけたらと思います。そしていつか、自動車だけに関わらず、ゼロから何かを作り上げ、名前を残せたら嬉しいです。
就職活動に取り組んでいる後輩の皆さんへ
仕事は責任を伴うぶん、大変なことも多いです。だからこそ、仕事以外にも自分の好きなことに打ちこむ時間や、はじけられる場をもってほしいなと思います。私自身、トラブル対応のために気の抜けない日々が続くこともありましたが、趣味のアニメやゲームでリフレッシュすることで乗り越えられました。仕事は仕事で楽しみ、プライベートも思いきり満喫して、“今”を楽しみ尽くしてください。