モータ開発に欠かせない、配線仕様の設計を担当しています。
私は現在、大手自動車メーカーでハイブリッド車用モータを車両に搭載する際に必要な、配線仕様の設計を担当しています。
車両にモータを搭載するためには、「ワイヤーハーネス」というクルマにとっての神経や血管のようなものと、それをつなぎ合わせる「コネクタ」が必要です。これらをどのような仕様にすべきかを考え、専用ソフトを使って電流値や抵抗値などを入力し、配線に関わる詳細な仕様書を作ることが私の仕事。この仕様書がなければ、設計者は組図を描き、開発を進めることができません。
3年目からは、配線仕様書をほぼ独力で作成できるようになったことから、メーカー担当者との折衝を行う現場責任者を任され、責任感とともに大きなやりがいを感じています。