機械設計エンジニアの転職戦略｜主な仕事内容やキャリアプラン・市場動向を紹介
「機械設計エンジニアってどんな仕事？」「将来性はある？」「転職を成功させるポイントは？」このようなお悩みを感じてはいませんか。
機械設計エンジニアとは、自動車や生産設備など、さまざまな機械製品を開発・設計する仕事です。幅広い業界で機械製品の開発が進んでいるため、ニーズが高く、将来性のある仕事と言えるでしょう。
この記事では、機械設計エンジニアの主な仕事内容や将来性・転職を成功させるポイントについて解説します。機械設計エンジニアへの転職を考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
｜機械設計とは
機械設計とは、機械製品の開発や設計をする仕事です。顧客のニーズを丁寧にヒアリングしたうえで設計方針を決定し、コンセプトを固めていきます。
機械設計は、以下の4種類に分かれるのが特徴です。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 構造設計 | 機械の外装などを設計する |
| 機構設計 | モーターなど動く部分を設計する |
| 新規設計 | 新製品の設計をする |
| 類似設計 | 過去の実績を応用して設計する |
設計をする際は、安全性や環境への配慮・コストバランスも重視する必要があります。自動車やスマートフォン・生産設備など、精密機械からロボットまで、さまざまな製品に携われるのが魅力といえるでしょう。
機械設計の仕事データ
年収例
（月給60万+残業手当+賞与年2回）
（月給55万+残業手当+賞与年2回）
（月給50万+残業手当+賞与年2回）
※残業15h分込
残業・休日
残業代100%支給 / ※2023年4月〜2024年3月実績
※2024年6月期
機械設計のおすすめ求人
｜機械設計エンジニアの主な仕事内容
機械設計エンジニアの主な仕事内容は、以下のとおりです。
- 概念設計
- 基本設計
- 詳細設計
仕事内容の理解を深めることで、転職後のイメージを掴みやすくなるでしょう。ただし、分野やプロジェクトによって、こなす工程は異なります。
以下の記事では、機械設計エンジニアの仕事内容について紹介しています。
関連記事：機械設計エンジニアの仕事内容｜年収や転職に役立つスキル・資格も紹介
1.概念設計
概念設計は、どのような機械を作るのかというコンセプトを明確にする工程です。クライアントや社内の各部門と協議を重ね、部品の形状や必要な素材・採用する技術を検討します。
概念設計で決まった内容は、後続の設計や製造プロセスに影響を与えるため、慎重に進めなければなりません。手書きのイメージ図や3DCADを活用した立体的なモデルを作成し、部品の具体的な形やUIデザインの方向性も決めていきます。
2.基本設計
基本設計は、概念設計の内容に基づいて製品の詳細な構造を具体化する工程です。
CADソフトを使って設計図を作成し、各パーツの形状や配置・使用する材料を選定します。強度計算やシミュレーションを実施し、設計が実現可能かも検証しなければなりません。
また、品質とコストのバランスが取れているかも考えましょう。
3.詳細設計
詳細設計は、基本設計をもとに構造や各部品の寸法を具体的に決定する工程です。量産時の品質を安定させるために、以下の数値の範囲を明記します。
- 寸法公差：品質保持のために許容される最大値と最小値
- 幾何公差：形状の許容値
また、必要に応じて試作品を作成し、設計通りの性能や組立性を保てているかも確認します。各部品の細かな仕様を確定するには、量産を見据えた精度管理と現場との連携が重要です。
｜機械設計エンジニアのキャリアプラン
機械設計エンジニアのキャリアプランは、以下のとおりです。
- スペシャリスト
- ゼネラリスト
キャリアプランのイメージを明確にして、自分に合った選択ができるようにしましょう。
以下の記事では、機械設計エンジニアのキャリアプランについて紹介しています。
関連記事：機械設計のキャリアプラン｜考え方やキャリアアップに必要なこと、転職のコツを紹介
1.スペシャリスト
スペシャリストは、特定分野の技術を極め、設計者として活躍し続けるキャリアのことです。専門分野に集中し、スキルや知識を深めていく必要があります。経験を積み重ねていけば、より待遇の良い企業への転職も選択肢の1つになるでしょう。
また、生産技術や品質管理・品質保証・電気系の知識なども習得しておけば、総合的な技術力を身に付けることが可能です。幅広いスキルセットをもつことで、大規模プロジェクトのリーダーを担えるような人材への成長が期待できます。
2.ゼネラリスト
ゼネラリストは、幅広い経験と知識を活かし、設計チームのマネジメントを担当するキャリアのことです。多くの企業では、エンジニアとしての実務経験を積んだあと、マネジメント業務に携わります。
目標達成のためにチームをまとめ上げる力が求められるので、コミュニケーション力や決断力・マネジメントスキルが欠かせません。
同じ会社で働き続けた場合、入社10年目を1つの節目として、スペシャリストかゼネラリストか、キャリアの方向性が分かれる傾向にあります。
｜機械設計エンジニアの市場動向
自動車や半導体・重工業など幅広い業界でマイクロコンピュータを活用した製品開発が進んでいるため、機械設計エンジニアのニーズは拡大しています。
厚生労働省のデータによれば、製造技術者の有効求人倍率は2.01倍と、全職種平均の1.21倍を大きく上回っており、売り手市場が続いているのが特徴です。一方で、スキルや経験を重視する企業も多いため、未経験者にはハードルが高い傾向にあります。
*1参考：厚生労働省「一般職業紹介（令和6年1月分）職業別一般職業紹介状況」
機械設計エンジニアの将来性
機械設計エンジニアは、AI技術の進展によって一部の業務が自動化されても、高い需要が続くと考えられています。
定型的な図面作成やシミュレーションなどはAIでも代行可能ですが、製品企画やトラブル対応・課題解決に必要な発想力や創造性は人間にしか担えません。
また、ロボットや自動化設備の普及が進んでも、新しい機械を設計する役割は機械設計エンジニアに残り続けます。将来的には、AIと協働しながら、より高度な設計や課題解決力が求められるようになるでしょう。
｜機械設計エンジニアに求められる5つのスキル
機械設計エンジニアに求められるスキルは、以下の5つです。
- 4大力学に関する知識
- CADを扱うスキル
- マネジメントスキル
- コミュニケーションスキル
- 論理的な思考力
求められるスキルを磨いておくことで、転職後も活躍しやすくなるでしょう。
1.4大力学に関する知識
機械設計エンジニアには、機械力学・材料力学・流体力学・熱力学の4大力学の知識が求められます。製品の構造や強度・動作・流体の動き・熱の発生など、設計時に考慮すべきさまざまな側面を理解するために欠かせない知識です。
設計する製品によって重視される力学分野は異なりますが、幅広い機械設計に対応するにはすべての知識を身に付けておきましょう。大学の機械工学科で学ぶのが一般的ですが、高校物理の知識があれば、独学で学習することも可能です。
2.CADを扱うスキル
精度の高い設計図を作成するには、CADを扱うスキルが求められます。CADソフトを利用することで、品質の高い設計図を効率良く作成できるだけでなく、強度解析・応力解析などのシミュレーションも可能です。
基本的な操作スキルや知識はもちろん、実務経験を通じて応用力も磨いていきましょう。未経験者でも、CAD利用技術者資格の取得を目指せば、知識や技術を客観的にアピールできます。
3.マネジメントスキル
同業種や異業種などの業界問わず活かせるのがマネジメントスキルです。多くの企業でリーダーシップの取れる人材を求めているため、マネジメント経験がある人はアピールしましょう。
機械設計の仕事は、企画から製造まで関わるためプロジェクトの進捗管理が欠かせません。マネジメントの規模や経験年数に関わらず、培ったスキルは自信をもってアピールするのがおすすめです。
4.コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、どのような仕事でも重要視されるスキルです。機械設計は他部署との連携が欠かせないので、コミュニケーションスキルを身に付けられます。上司や同僚と円満な人間関係が構築できるだけでなく、顧客との信頼関係も築きやすいでしょう。
5.論理的な思考力
合理的に問題解決を図るためには、論理的思考力が欠かせません。機械設計の仕事は新しい製品を生み出すなかで、試行錯誤を繰り返すため、論理的思考が身に付きやすいのが特徴です。
幅広い業種で活用できるので、強みとしてアピールしやすいでしょう。
｜機械設計エンジニアの転職の難易度は高い？
機械設計からの転職は、スキルや経験を活かせる職場であれば難易度は高くありません。基本的に、スキルや知識が重視される傾向にあるため、即戦力としての活躍も期待できます。
また、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルは、異業種へ転職する際にも活かせるでしょう。ただし、以下の表のように40歳以上の転職は厳しい傾向にあります。
| 年代 | 転職成功者の割合 |
|---|---|
| 24歳以下 | 10.6% |
| 25〜29歳 | 36.7% |
| 30〜34歳 | 23.1% |
| 35〜39歳 | 13.0% |
| 40歳以上 | 16.6% |
異業種への転職を希望する人は、なるべく早く転職活動を始めるのがおすすめです。
｜機械設計エンジニアの転職で失敗したと感じる理由
機械設計からの転職を失敗したと感じるのはどのような時なのでしょうか。失敗したと感じる主な理由は以下のとおりです。
- 転職先の社風が合わなかった
- 予想より業務が忙しかった
- 求められているスキルにギャップがあった
それぞれの理由について詳しく解説します。
1.転職先の社風が合わなかった
実際に働き始めてから、人間関係のトラブルや有給休暇の取りにくさなど社風が合わないと感じるケースもあります。働くまでわからない問題もありますが、企業研究を丁寧に実施することで、ミスマッチを防ぎやすいでしょう。
2.予想より業務が忙しかった
休日出勤や過度な残業が続くと、転職を失敗したと感じる人が多い傾向にあります。転職を決める前に、企業の口コミや評判を調べておくのがおすすめです。
また、面接の際に、休日出勤の有無や平均残業時間などを聞いてみるのも良いでしょう。
3.求められているスキルにギャップがあった
入社するまで必要とされるスキルがわからない企業もあるため、経験のない部署や担当に配属される可能性があります。自分のもっているスキルを活かせない場合、不満に感じてしまう人もいるでしょう。
入社後にギャップを感じないためにも、面接時に必要なスキルについて確認しておくのをおすすめします。
｜機械設計エンジニアへの転職を成功させる4つのポイント
機械設計からの転職を成功させるには、事前準備が欠かせません。以下の4つのポイントを押さえたうえで、転職活動を進めましょう。
- 自己分析を徹底する
- 希望する業界のリサーチをする
- ポジティブな転職理由を考えておく
- エンジニアに強い転職サイトを利用する
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
1.自己分析を徹底する
自分の強みや長所などを明確にすることで、企業にアピールしやすくなります。また、経験やスキル、短所なども書き出せば、ミスマッチも減らせるでしょう。
自己分析に取り組む際は、自分で考えるだけでなく、ツールを活用したり家族や友人に意見を聞いたりするのも効果的です。自己分析を徹底することによって、企業に求める条件や転職の目的が明確になるため、自分にあった求人を探しやすくなります。
2.希望する業界のリサーチをする
入社後のミスマッチを防ぐには、希望する業界や企業のリサーチが重要です。求人情報やホームページだけでなく、SNSや口コミを確認してみると良いでしょう。
リサーチを丁寧にすることで、より明確に志望動機や自己PRを伝えられます。また、給与や勤務時間などの条件面の確認も必要です。実際に働いているイメージがつかめるようにリサーチを進めましょう。
3.ポジティブな転職理由を考えておく
給与や待遇などの不満、人間関係のトラブルのようなネガティブな要因で転職を決める人も多いでしょう。転職理由を聞かれた際にネガティブな要因だけだと、同じ理由で辞めるのではと印象を悪くする可能性があります。
そのため、事前にポジティブな転職理由を考えておくのがおすすめです。たとえば、やりがいを感じられなかったことで転職を決めた場合は、「新しい分野に挑戦したい」といった前向きな印象を与える言葉に変換するとよいでしょう。
4.エンジニアに強い転職サイトを利用する
機械設計エンジニアとして希望に合った求人を見つけるには、エンジニアに強い転職サイトを利用するのがおすすめです。一般的な求人サイトでは、求人数は多いものの、製造業や専門職の案件は限られてしまうでしょう。
ビーネックステクノロジーズが運営する「NEXT ENGINEER」なら、機械や電気・IT領域に特化した全国9,000件以上の求人を掲載しています。2,000種以上の研修講座や200種以上の資格取得サポートも用意されているため、転職活動と同時にスキルアップも目指せるでしょう。
| 研修 | 主な内容 |
|---|---|
| 機電研修 | ・10日間でものづくりの基礎が学べる ・機械加工の基礎、材料力学、機械力学、半導体の製造プロセス、電気基礎、Excelなど ・ドライバーやスパナなど一般工具の適正な使い方、機械図面の読み方、卓上CNC旋盤の組み立てなどの機械基礎 ・電気配線方法、結線、電圧測定器による計測など電気基礎 |
| セミコン研修 | ・1カ月間で半導体や半導体製造装置の基礎が学べる ・半導体とは何かという基礎知識から、研修センターにある半導体製造装置を使って装置構造やメンテナンス方法を学習できる |
| C言語マイコン研修 | ・約1〜2カ月間のオンライン研修でプログラミング言語の基礎であるC言語が学べる ・C言語の基礎やプログラミング方法から、マイコンキットを用いた制御開発研修で実際にファンを回したり、LEDランプを点灯させたり、実践的な開発に沿った形で学習できる |
｜機械設計エンジニアの転職パターン
転職を考える際には、現在の悩みや転職理由を参考に業界を決めるとよいでしょう。機械設計からの転職は、大きく以下の3パターンに分けられます。
- 同じ業界の機械設計へ転職
- 異なる業界の機械設計へ転職
- 機械系の異業種へ転職
それぞれのパターンについて詳しく解説します。
1.同じ業界の機械設計へ転職
機械設計の仕事内容に不満がない人は、同じ業界の別企業への転職がおすすめです。経験やスキルをそのまま活かせるので、有利に転職活動を進められます。
また、同じ業界であれば仕事内容は変わらないため、人間関係やワークライフバランス、待遇面の改善が期待できるでしょう。
ビーネックステクノロジーズの機械設計エンジニアとして働いた場合の年収例は以下のとおりです。
| 経験年数 | 年収例 | 内訳 |
|---|---|---|
| 16年 | 763万円 | 月50万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 24年 | 837万円 | 月給55万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 26年 | 910万円 | 月給60万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。
経験年数やスキルがあれば、十分に年収アップも狙えるでしょう。
2.異なる業界の機械設計へ転職
設計する製品のジャンルを変えたい人は、異なる業界の機械設計への転職がおすすめです。未経験の職種と異なり、転職のハードルも低く、今まで培った経験を活かしながら新しい分野に挑戦できます。
特に、CADや機械工学などの知識やスキルは応用しやすいでしょう。ただし、業界によっては必要となるスキルが異なるため、事前に確認しておくのが重要です。
3.機械系の異業種へ転職
未経験の職種に挑戦したい人には、共通の知識を活かせる機械系の異業種をおすすめします。たとえば、生産技術エンジニアや実験・評価エンジニアなどは技術に対する理解が深いことから、即戦力としての活躍も期待できるでしょう。
しかし、業務内容自体は、大きく変化する場合がほとんどであるため、スキルや知識の学び直しが必要です。
｜機械設計エンジニアからの転職におすすめの職種4選
機械設計から転職する場合、どのような職種を選ぶと良いのでしょうか。以下の職種であれば、機械設計のスキルや経験を活かしたキャリア形成が可能です。
- 機械設計エンジニア（上流工程）
- 実験・評価エンジニア
- 生産技術エンジニア
- 品質保証・品質管理
それぞれの職種について、目安となる年収と合わせて解説します。
1.機械設計エンジニア（上流工程）
機械設計からのキャリアアップを考えている人におすすめなのが、上流工程を担う機械設計エンジニアです。生産までの開発や設計など、すべての工程に携わります。
ビーネックステクノロジーズで経験を多く積んだ機械設計エンジニアの年収目安は、以下のとおりです。
| 経験年数 | 年収例 | 内訳 |
|---|---|---|
| 16年 | 763万円 | 月給50万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 24年 | 837万円 | 月給55万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 26年 | 910万円 | 月給60万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。
キャリアアップを考えている人は、求人情報で求められるスキルや業務内容を細かくチェックするのが重要です。
2.実験・評価エンジニア
実験・評価エンジニアは、リリース前の製品の品質や機能、安全性を評価する仕事です。自動車や航空機、家電製品などが対象となり、データを読み取るスキルや忍耐力などが求められます。
また、製品に対する実験だけではなく、計測結果の分析や解析、フィードバックなどを行うのも特徴です。以下に、ビーネックステクノロジーズの実験・評価エンジニアの年収例を紹介します。
| 経験年数 | 年収例 | 内訳 |
|---|---|---|
| 6年 | 471万円 | 月給30万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 16年 | 610万円 | 月給39万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 26年 | 760万円 | 月給50万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。
実験結果の解析やフィードバックに、機械設計で身に付けたコミュニケーションスキルや論理的思考力を活かせるでしょう。
以下の記事では、実験エンジニアの仕事内容や求められるスキル、役に立つ資格などについて紹介しています。実験エンジニアの仕事に興味がある人は、ぜひ一度ご覧ください。
関連記事：実験・評価エンジニアの仕事内容｜求められるスキルや将来性も解説
3.生産技術エンジニア
生産技術エンジニアは、製品の生産工程の課題を明確にし、効率改善を促す仕事です。改善点を洗い出すことで、生産期間の短縮やコスト削減を目指します。
製造業は幅広く、生産工程も異なるため、さまざまな分野の知識が求められるでしょう。ビーネックステクノロジーズの生産技術エンジニアの年収例は、以下のとおりです。
| 経験年数 | 年収例 | 内訳 |
|---|---|---|
| 6年 | 479万円 | 月給35万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 16年 | 689万円 | 月給45万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 26年 | 822万円 | 月給54万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。
以下の記事では、生産技術エンジニアの仕事内容や年収例、役立つ資格などについて紹介しています。生産技術エンジニアの仕事に興味がある人は、ぜひ一度ご覧ください。
関連記事：生産技術エンジニアの仕事内容｜年収例や資格・将来性についても解説
4.品質管理・品質保証エンジニア
品質管理と品質保証は似た性質の仕事ですが、関わる工程と業務範囲が異なります。
| 項目 | 品質管理 | 品質保証 |
|---|---|---|
| 業務範囲 | 主に製造過程のみ | 企画〜アフターサービスまで幅広い |
| 保証範囲 | 製品完成前まで | 企画から販売後まで |
| 責任 | 出荷時点の品質を保証 | 出荷後の製品も保証 |
| 製品との関わり | モノづくりに関われる | 製品になったものに関われる |
| コミュニケーション | 社内向けに対応 | 社外との折衝も行う |
品質保証は社外、品質管理は社内に向けての業務が多く、求められるスキルが若干異なるため、事前に確認しておきましょう。ビーネックステクノロジーズの品質保証・品質管理の年収例は以下のとおりです。
| 経験年数 | 年収例 | 内訳 |
|---|---|---|
| 6年 | 471万円 | 月給30万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 16年 | 610万円 | 月給39万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
| 26年 | 760万円 | 月給50万 ＋残業手当 ＋賞与年2回 |
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。
機械設計から転職する場合は、問題解決力や論理的思考力を活かしやすいでしょう。
以下の記事では、品質保証・品質管理に求められるスキルや資格などについて紹介しています。
関連記事： 品質保証の転職は有利？強みとなるスキルや資格、おすすめの転職先を解説
関連記事：製造業での品質管理の仕事内容は？求められるスキルや年収例、転職におすすめの職種を紹介
｜ビーネックステクノロジーズで機械設計エンジニアのキャリアをスタートさせよう
機械設計エンジニアは、自動車や生産設備など、さまざまな機械製品を開発・設計する仕事です。顧客が求める製品をヒアリングし、必要な機械を開発・設計するため、ものづくりが好きな人にとってはやりがいを感じやすいでしょう。
幅広い業界で機械製品の開発が進んでいることから、ニーズは増加しており、将来性も期待できます。
ビーネックステクノロジーズは、機械や電気、IT領域を中心に全国9,000件以上の求人を掲載しており、大手メーカーを中心に1,090社と取引実績があるのが特徴です。
また、2,000種以上の研修講座と200種以上の資格取得サポートをしているため、継続的なスキルアップにも挑戦できます。興味がある方は、以下から機械設計エンジニアの求人を確認してみてください。
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