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半導体エンジニアの転職戦略|主な仕事内容や将来性・求められるスキルを紹介

「半導体エンジニアとはどんな仕事?」「将来性はある?」「どんなスキルが求められる?」このようなお悩みを感じたことはありませんか。

半導体エンジニアは、半導体の設計や開発・品質管理などに取り組む仕事です。半導体は現代社会のさまざまな製品に使用されるため需要が拡大しており、その分幅広いスキルも求められます。

しかし、実際にどのような需要があり、どのようなスキルが必要なのか疑問に感じる人もいるでしょう。

この記事では、半導体エンジニアの仕事内容や現状・求められるスキルについて解説します。半導体エンジニアへの転職を考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

目次

  1. 半導体エンジニアとは
  2. 半導体エンジニア(装置開発)の仕事データ
  3. 半導体エンジニアのおすすめ求人
  4. 半導体エンジニアの仕事内容
  5. 半導体エンジニアの年収例
  6. 半導体業界の現状について
  7. 半導体エンジニアの将来性
  8. 半導体エンジニアのキャリアパス
  9. 半導体エンジニアに必要な知識・スキル6選
  10. 半導体エンジニアに役立つ資格
  11. 半導体エンジニアが忙しいと言われる理由
  12. 半導体エンジニアへの転職を成功させるポイント
  13. 半導体エンジニアに向いている人の3つの特徴
  14. 半導体エンジニアの主な職種と仕事内容
  15. ビーネックステクノロジーズで半導体エンジニアに挑戦しよう

半導体エンジニアとは

半導体エンジニアとは、集積回路やトランジスタといった電子部品の基盤でもある、半導体の設計や開発・製造・品質管理まで幅広い工程に携わる仕事です。機能要件に沿った回路設計や厳格な品質チェックなど、さまざまな知識と技術が求められます。

半導体分野の需要は今後も拡大が見込まれているので、新しい技術や材料の情報をキャッチアップし続けて、エンジニアとしての成長や市場価値の向上につなげましょう。

半導体エンジニア(装置開発)の仕事データ

年収例

経験26年
910万円

(月給60万+残業手当+賞与年2回)

経験24年
837万円

(月給55万+残業手当+賞与年2回)

経験16年
763万円

(月給50万+残業手当+賞与年2回)

※残業15h分込

残業・休日

月平均残業時間
9.8時間

残業代100%支給 / ※2023年4月〜2024年3月実績

年間有給休暇取得実績
12.2

※2024年6月期

年間休日
最大125

半導体エンジニアのおすすめ求人

半導体エンジニアの仕事内容

半導体エンジニアの仕事内容を4つの職種にわけて紹介します。

  • 半導体の設計エンジニア
  • 半導体の試作・評価エンジニア
  • 半導体製造装置の設計エンジニア
  • 半導体製造装置の設置・調整・メンテナンスエンジニア

仕事の全体像がイメージできると、実際に働く時に役立つでしょう。

半導体の設計エンジニア

半導体を組み込んだ製品の集積回路を設計します。集積回路はさまざまな半導体素子をパッケージングした製品の根幹とも言える部品のため、製品の全体設計を担うと言っても過言ではありません。

開発部門や顧客が必要とする要件をもとに、まず半導体の機能・品質・開発スケジュールを検討し仕様書を作成します。仕様書をもとにプログラミングを行ったあと、使用する部品を配置しながら設計を行います。

要件を満たすことはもちろん、製品の安全性や生産にあたってのコストも確認しなければなりません。

半導体の試作・評価エンジニア

設計が完了した半導体を試作し品質を確認する仕事です。仕様書通りの機能が備わっているかの確認や、温度や湿度など環境によって生じる変化や耐圧を計測して評価します。

企業によっては、量産体制をとるための製造工程全体の評価も行います。半導体製造の品質向上・生産の効率化を目指し、全工程を客観的に評価したうえで予算や市場動向にもとづいた生産計画を立てるのです。

半導体製造装置の設計エンジニア

半導体の製造に使用される半導体製造装置の設計を行う仕事です。

半導体の製造はマイクロメートルやナノメートルといった非常に細かい単位で加工するため、完全に機械で行います。その機械である半導体製造装置に組み込む基板・回路などの機器や、装置の制御プログラムの設計を行います。

装置のハードウェアとしての品質を最大限引き上げるため、作業にあたっては機械・電気・ソフトウェアなどさまざまな知識が必要です。

半導体製造装置の設置・調整・メンテナンスエンジニア

半導体製造装置を正常に稼働させるサポート業務を行う仕事です。設計図を確認しながら装置を組み立て、工場へ装置を導入・設置する際には完成後電気やガスを供給し、正常に稼働するか確認します。

装置の補修やメンテナンスも重要な仕事です。製造装置は基本的に年中無休で稼働するためパーツの消耗が激しく、放置すると装置が故障したり半導体にも不良品が出たりする恐れがあります。

定期的にメンテナンスを行い、必要があればパーツの交換や補修を行わなければなりません。装置に故障やトラブルが発生した際は、原因を突き止めて速やかに修理します。

半導体エンジニアの年収例

ビーネックステクノロジーズの半導体エンジニアの年収例は、以下のとおりです。

職種経験年数年収内訳
組込み開発18年739万円月給48万円
+残業手当
+賞与年2回
回路設計26年910万円月給60万円
+残業手当
+賞与年2回
実験・評価26年760万円月給50万円
+残業手当
+賞与年2回
品質管理・
品質保証
26年760万円月給50万円
+残業手当
+賞与年2回
※ビーネックステクノロジーズの年収例です。
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。

経験やスキルを上げることによって、年収もアップする傾向にあります。

以下の記事では、半導体エンジニアの平均年収や年収をアップさせる方法について、紹介しています。

関連記事:半導体エンジニアの平均年収はいくら?将来性やキャリアパス、年収アップ方法を解説

半導体業界の現状について

2022年、半導体は全世界での出荷額が6,000億ドル*1を超え、半導体製造装置の約6倍の規模に成長しました。2023年は、世界情勢の不安定や一時的な需要減速・供給過多により10.3%減*2のマイナス成長と予測されているものの、電動自動車やAI分野で半導体の需要が強い状態は続いています。そのため、長期的にみると半導体市場は今後も成長を続けると予想されます。

日本では、半導体市場において半導体製造装置市場の存在感が強いのが特徴です。2022年の売上高ベースでは、日本企業が世界トップ10以内に4社*3ランクインしています。 しかし近年、世界市場における日本の半導体シェアは6%前後*4、半導体製造装置シェアは20%前後*5にとどまり、1980年代後半にそれぞれ50%*6近くを誇った日本の半導体シェア率は低下し続けています。

このような現状から、半導体産業を国が保護するため「次世代半導体プロジェクト」を経済産業省が策定しました。2020年代後半の半導体量産化を目指し、研究開発や量産が可能な生産技術の確立を試みる計画です。実際に2023年以降、国内外メーカーの半導体工場の建設や稼働が立て続けに予定されています。

今後、国内で半導体を安定供給できる基盤が作れるか、AIや自動運転など新たに半導体の需要が見込まれる市場で日本が成長できるかが問われるでしょう。

※参照:
*1)Stockmark「【半導体市場の動向】これまでの動向と2024年以降の予測を含めて解説
*2)EE Times Japan「2023年世界半導体市場は前年比10.3%減、WSTS予測
*3,5)セミコンポータル「日本の半導体製造装置産業は本当に強いのか?不都合な真実!」
*4)セミコンポータル「日本の半導体ICメーカーの世界シェアは2021年も6%のまま
*6) 日経クロステック「かつて5割を占めた日本の半導体シェアは今どのくらい?

半導体エンジニアの将来性

半導体エンジニアの採用ニーズは高く、将来性のある仕事です。
求人数は2013年と比べると2021年は7.4倍、2022年は13.1倍*7と需要は急速に伸びています。自動運転やAIなど半導体の用途が広がり需要が年々高まる一方、対応できるエンジニアが不足しているためです。

近年は以下のような半導体メーカー以外の業界でも採用ニーズがあります。

・自動車部品メーカー
・医療機器メーカー
・AIを導入する業界 など

実務経験のあるエンジニアであれば歓迎され、業界トレンドに沿った知識やスキルを都度身に付けていけばキャリアアップも期待できるでしょう。

※参照:
*7)日経クロステック「半導体人材不足の裏で「圧倒的」求人数、無策の30年を取り戻せるか

半導体エンジニアのキャリアパス

半導体エンジニアの主なキャリアパスは、以下のとおりです。

キャリアパス詳細
専門エンジニア設計や開発、プロセスエンジニアリング、品質保証などの分野で高度な知識とスキルを持つ人材を目指す
プロジェクトマネジメント半導体エンジニアとしての知識を活かし、チームやプロジェクト管理をする
研究開発(R&D)最先端の半導体技術の研究に取り組み、新材料やデバイス構造、製造技術の開発をする

半導体業界は将来性が高く、安定したキャリア形成が期待できるので、自分の理想像を明確にし、納得できるキャリアパスを選びましょう。

半導体エンジニアに必要な知識・スキル6選

半導体エンジニアに必要な知識・スキルは、以下の6つです。

  1. プログラミングスキル
  2. EMCの知識
  3. 電気・電子工学の知識
  4. 情報収集力
  5. コミュニケーションスキル
  6. 英語力

基本から応用まで幅広いスキルを身に付けることで、年収アップやキャリアアップが期待できるでしょう。

1. プログラミングスキル

半導体エンジニアには、ハードウェア記述言語やプログラミング言語のスキルが欠かせません。主に使用されるプログラミング言語は、以下のとおりです。

プログラミング言語詳細
VHDL大規模かつ複雑なシステム設計に適している
C言語・プログラミング言語の基礎 ・汎用性が高いうえ、動作速度が速く安定している
C++・C言語から派生したプログラミング言語 ・比較的自由度の高い言語でAIやゲーム開発などで使用されることもある
C#・マイクロソフトが開発したオブジェクト指向言語 ・macOS、iOS、Android向けのアプリケーションやWebアプリケーションも開発できる

集積回路の設計現場では、シミュレーションやテストの工程で一定レベル以上のプログラミング力が求められるため、基礎から応用まで幅広い知識が求められます。

2. EMCの知識

EMCとは、Electromagnetic Compatibility(電磁両立性)の略称です。電子機器が周囲の機器に悪影響を与えず、かつ外部からの電磁波の影響を受けずに正常に動作する性能を指します。

自動運転車やドローンなど、誤作動が重大事故につながる機器では、EMC対策が欠かせません。そのため、国際電気標準会議(IEC)*8や国際無線障害特別委員会(CISPR)*9・日本産業規格(JIS)*10といった国際規格を遵守し、適切な設計や対策を講じる必要があります。

規格内容は、随時改正されているので、EMCの最新動向や規格を理解し続けることが重要です。

*8:日本規格協会グループ「IECとは
*9:総務省 電波利用ホームページ「CISPRとは
*10:経済産業省 関東経済産業局「日本産業規格(JIS)

3. 電気・電子工学の知識

半導体エンジニアとして活躍するには、電気・電子工学の知識が欠かせません。特に、電子回路の設計方法やICチップ内部のレイアウト方法の知識は、半導体エンジニアとしての基盤になります。

大学や大学院、専門学校で専門的な知識を深めることで、高度な設計や開発にも挑戦しやすいでしょう。また、資格取得を通じて知識を体系的に整理すれば、技術力の底上げも可能です。

4.情報収集力

半導体エンジニアとして活躍し続けるには、常に最新の情報を収集し、知識をアップデートし続ける必要があります。半導体業界は技術革新や市場動向の変化が極めて早く、数カ月でトレンドが一新されることも少なくありません。

そのため、日々のニュースチェックや業界誌の購読・セミナーへの参加などを通して、効率良く情報を集める力が求められます。情報収集力があれば、業務改善や課題解決にも迅速に対応できるので、現場での評価も高まるでしょう。

5.コミュニケーションスキル

半導体エンジニアには、相手を問わず円滑に情報共有できるコミュニケーションスキルも必要です。
時には営業・企画部門や他社と連携して業務を行うことがありますが、関係者の中には半導体にあまり詳しくない人もいるでしょう。あまり専門知識がない人にもわかりやすい説明を心がけてコミュニケーションを取る必要があります。

また、半導体エンジニアは1人だけで作業が完結できる仕事ではありません。社内外で情報共有したり、信頼関係を築いたりする面でもコミュニケーションスキルは重要です。

6.英語力

半導体エンジニアは、英語の読解力があると情報収集に役立ちます。半導体市場は世界規模で拡大しているため、海外で最新情報が発信されることが多いためです。

いち早く情報を入手するためには、翻訳されて書籍化するのを待つのではなく原文で文献を読む必要があります。
英語力自体はエンジニアに必須ではないものの、身に付いていれば海外出張などで派遣される際もコミュニケーションが円滑に進むでしょう。

半導体エンジニアに役立つ資格

半導体エンジニアの業務に役立つ資格を4つ紹介します。

  • 半導体技術者検定
  • 半導体製品製造技能士
  • CAD利用技術者試験
  • 第一種電気工事士

専門性が高い資格のため実務に役立ち、転職活動では確かな知識・スキルがある証明となります。

半導体技術者検定

半導体技術者検定は、一般社団法人パワーデバイス・イネーブリング協会が実施する半導体に関する知識を測定する検定です。

レベル対象試験内容
エレクトロニクス3級学生・若手エンジニアなど半導体の開発・製造に関する基礎知識
エレクトロニクス2級中堅エンジニアなど半導体の作り手に向けた「設計と製造」
使い手に向けた「応用と品質」
電力の効率的な扱いに向けた「パワーエレクトロニクス」
3科目それぞれの実践的な知識
エレクトロニクス1級指導的な立場のエンジニアなど2級の「設計と製造」「応用と品質」「パワーエレクトロニクス」の3科目の検定すべてに合格すると認定
※参照:半導体技術者検定

この資格は、半導体を作る側・使う側いずれの知識もあると客観的に判断できます。1級に合格すると、半導体に関するあらゆる課題解決のための体系的な知識があると認定されます。

半導体製品製造技能士

半導体製品製造技能士は、厚生労働省が認定し、都道府県職業能力開発協会が実施する国家資格です。半導体の製造、設備管理などに関する知識や技術が問われます。

レベル対象試験内容
2級半導体製造工場での実務経験2年半導体製品の加工・組立の知識や経験
科目は「集積回路チップ加工」「集積回路組立」から選択
1級2級合格後1~2年の実務経験
もしくは3~7年の実務経験
2級とほぼ同様の内容
特級1級合格から5年の実務経験
もしくは14年の勤務年数
半導体製品に関する知識
作業指導や安全衛生管理の知識
※参照:中央職業能力開発協会

受験にあたっては、いずれのレベルも半導体製造の実務経験が必要です。

特級を取得すると、工場の指導者の役割を担うことができ、品質管理や設備の確認などの業務にも携われます。

CAD利用技術者試験

CAD利用技術者試験は、一般社団法人コンピュータ教育振興協会が実施するCADソフトに関する知識や作図スキルを測定する試験です。

レベル受験資格/対象者試験内容
2次元CAD利用技術者試験
(1級・2級・基礎)
1級:2級有資格者のみ
2級・基礎:不問
CAD・製図・平面図などに関する基礎知識
1級は実技試験あり
3次元CAD利用技術者試験
(1級・準1級・2級)
1級:準1級・2級有資格者のみ
準1級:2級有資格者のみ
2級:不問
CAD・モデリング・ネットワークなどに関する基礎知識
1級はモデリング作成あり
※参照:CAD利用技術者試験

半導体エンジニアの中でも設計を担う場合、CADの操作スキルは不可欠です。効率良く高精度な図面を作成できるCADは、現在あらゆる業界で使用されています。設計における基本的な作図スキルが身に付いている証明となるでしょう。

第一種電気工事士

第一種電気工事士とは、一般財団法人・電気技術者試験センターが実施する建造物の電気設備工事を行う知識・技術があると認定する国家資格です。

レベル受験資格
/対象者
試験内容
第一種電気工事士不問【学科試験】
電気に関する基礎理論・配電理論及び配線設計・電気工事の施工方法など
【技能試験】
配線図で与えられた問題を支給される材料で一定時間内に完成させる
※参照:一般財団法人電気技術者試験センター

電気設備の工事は危険と隣り合わせのため、作業できるのは有資格者のみです。そのため対応できる業務の幅が広く、転職活動でも有利となるでしょう。

機械の不調にいち早く気付いたり、即座にメンテナンスを行ったりできる重要な資格です。

半導体エンジニアが忙しいと言われる理由

半導体エンジニアはよく多忙と言われますが、理由は主に2つあります。

  • 繁忙期がある
  • 安全性や納期を守るプレッシャーが大きい

必ずしもエンジニア全体に当てはまるとは言えませんが、厳しい一面もあると理解しておきましょう。

繁忙期がある

半導体業界は装置の出荷時期などの繁忙期では必然的に残業は多くなります。定時で終了できる日とそうでない日との波があることは認識しておくとよいでしょう。

安全性や納期を守るプレッシャーが大きい

エンジニアには、安全性や納期を守らなければならないプレッシャーがあります。
高額な部品や設備をミスで壊したり、出荷した製品に欠陥が見つかったりした場合は社内での信用を失いかねません。会社の損害にもつながります。

安全性に配慮しつつ、納期に追われる面もあります。半導体エンジニアの仕事は半導体製造のスタート地点のため、トラブルや不具合で納期が遅れるとプロジェクト全体の進行に影響が出てしまうのです。
納期と安全性、どちらも担保した製品を完成させなければならない責任は重いでしょう。

半導体エンジニアへの転職を成功させるポイント

未経験から半導体エンジニアに転職したい場合、おすすめの方法は以下2つです。

  • 半導体の知識を学ぶ
  • エンジニアに強い転職サイトを活用する

できるだけ必要な準備をしたうえで転職活動に臨みましょう。

半導体の知識を身に付ける

半導体はとても小さなものですが、製品を動かしたりコントロールするために欠かせないものです。自動車、パソコン、スマートフォン、冷蔵庫、医療用機器までさまざまな製品に活用されています。
まずは半導体がどんな製品に活用されているのか、どういった機能があるものなのかなど、参考書や動画などで学ぶことがら始めても良いでしょう。

エンジニアに強い転職サイトを活用する

半導体エンジニアへの転職を成功させるには、エンジニアに強い転職サイトを活用するのがおすすめです。一般的な求人サイトでは求人数が多くても、半導体分野に絞った求人は限られてしまうでしょう。

ビーネックステクノロジーズが運営する「NEXT ENGINEER」なら、機械や電気・IT領域の全国の求人が9,000件以上掲載されています。2,000種以上の研修講座や200種以上の資格取得サポートも充実しているため、転職後のスキルアップも実現しやすいのが特徴です。

研修主な内容
機電研修      ・10日間でものづくりの基礎が学べる
・機械加工の基礎、材料力学、機械力学、半導体の製造プロセス、電気基礎、Excelなど
・ドライバーやスパナなど一般工具の適正な使い方、機械図面の読み方、卓上CNC旋盤の組み立てなどの機械基礎
・電気配線方法、結線、電圧測定器による計測など電気基礎
セミコン研修・1カ月間で半導体や半導体製造装置の基礎が学べる
・半導体とは何かという基礎知識から、研修センターにある半導体製造装置を使って装置構造やメンテナンス方法を学習できる
C言語マイコン研修・約1〜2カ月間のオンライン研修でプログラミング言語の基礎であるC言語が学べる
・C言語の基礎やプログラミング方法から、マイコンキットを用いた制御開発研修で実際にファンを回したり、LEDランプを点灯させたり、実践的な開発に沿った形で学習できる

学習・研修制度の詳細はこちら

半導体エンジニアに向いている人の3つの特徴

半導体エンジニアに向いている人の特徴は、以下の3つです。

  1. ものづくりが好きな人
  2. 情報収集力がある人
  3. 忍耐力のある人

当てはまる特徴があれば、転職後の活躍も期待できるでしょう。

1.ものづくりが好きな人

半導体エンジニアは、最先端技術の開発や新しい製品づくりに携われるので、ものづくりが好きな人に向いています。

半導体はスマートフォンやパソコンなど、日常生活を支える多くの製品の心臓部として機能しており、自分の手掛けた技術が社会に広く貢献していることを実感できるでしょう。

新たな技術の創出にも関われるため、ものづくりが好きな人なら、日々進化する技術に触れながら、やりがいをもって仕事に取り組めます。

2.情報収集力がある人

半導体業界は技術革新のスピードが非常に早く、数カ月単位でトレンドが大きく変化するため、情報収集力がある人に向いています。

最新の技術や業界動向を常にキャッチアップできれば、業務改善や課題解決にも迅速に対応できるので、市場のニーズにも柔軟に応えられるでしょう。

また、半導体分野では多くの技術情報や論文が英語で発信されているため、英語力があると海外の最新情報もいち早く取り入れられます。

3.忍耐力のある人

半導体の業務は非常に緻密で、同じ作業を繰り返す場面も多いため、忍耐力が求められます。わずかな異常の見逃しが企業にとって大きな損失につながるので、精度を落とさずに最後までやり抜く責任感と忍耐力が欠かせません。

検査目標を達成するために、細部にまで気を配りながら集中力を維持し続けられる忍耐力のある人は、エンジニアとしての評価や成長にもつながるでしょう。

半導体エンジニアの主な職種と仕事内容

半導体エンジニアの主な職種は、以下のとおりです。

  • 半導体エンジニア-組込み開発
  • 半導体エンジニア-回路設計
  • 半導体エンジニア-実験・評価
  • 半導体エンジニア-生産技術
  • 半導体エンジニア-品質管理・品質保証

それぞれの職種の仕事内容を理解することで、転職後のミスマッチを減らせるでしょう。

半導体エンジニア-組込み開発

組込み開発は、自動車や家電などに搭載される制御システムを開発する仕事です。昨今では、AIやIoTの普及により、組込み開発の活躍の場はさらに広がっており、今後も需要の高まりが予想されています。

組込み開発の年収例は、以下のとおりです。

経験年数年収内訳
6年518万円月給33万円
+残業手当
+賞与年2回
10年636万円月給41万円
+残業手当
+賞与年2回
18年739万円月給48万円
+残業手当
+賞与年2回
※ビーネックステクノロジーズの年収例です。
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。

以下の記事では、組込み開発に必要なスキルやキャリアパスを紹介しています。

関連記事:組込みエンジニアの転職を成功させるコツとは?スキルや言語、キャリアパスを紹介

半導体エンジニア-回路設計

回路設計は、製品内部に組み込まれる電子回路の設計や製造を担う仕事です。抵抗やコンデンサなどの素子を組み合わせて信号を処理するアナログ回路と、0と1の信号による論理ゲートを扱うデジタル回路に分けられます。

回路設計の年収例は、以下のとおりです。

経験年数年収内訳
16年763万円月給50万円
+残業手当
+賞与年2回
24年837万円月給55万円
+残業手当
+賞与年2回
26年910万円月給60万円
+残業手当
+賞与年2回
※ビーネックステクノロジーズの年収例です。
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。

以下の記事では、回路設計エンジニアへの転職について紹介しています。興味がある人は、ぜひご覧ください。

関連記事:回路設計エンジニアの転職が難しい4つの理由|成功のポイントやおすすめの資格を紹介

半導体エンジニア-実験・評価

実験・評価は、販売前の製品が安全かつ高品質であるかを確認する仕事です。製品ごとに最適な実験計画を立て、基準値に達するまで何度も実験を繰り返し、最適な結果を追求し続けます。

実験・評価の年収例は、以下のとおりです。

経験年数年収内訳
6年471万円月給30万円
+残業手当
+賞与年2回
16年610万円月給39万円
+残業手当
+賞与年2回
26年760万円月給50万円
+残業手当
+賞与年2回
※ビーネックステクノロジーズの年収例です。
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。

以下の記事では、回路設計エンジニアへの転職について紹介しています。興味がある人は、ぜひご覧ください。

関連記事:実験・評価エンジニアの仕事内容|求められるスキルや将来性も解説

半導体エンジニア-生産技術

生産技術は、製品の生産工程を改善し、効率化を進める仕事です。生産工程の課題を洗い出し、改善点を提案しながらコスト削減や生産期間の短縮を目指します。

生産技術の年収例は、以下のとおりです。

経験年数年収内訳
6年479万円月給30万円
+残業手当
+賞与年2回
16年689万円月給45万円
+残業手当
+賞与年2回
26年822万円月給54万円
+残業手当
+賞与年2回
※ビーネックステクノロジーズの年収例です。
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。

以下の記事では、生産技術エンジニアの仕事内容や年収例、向いている人などについて紹介しています。興味がある人は、ぜひご覧ください。

関連記事:生産技術エンジニアの仕事内容|年収例や資格・将来性についても解説

半導体エンジニア-品質管理・品質保証

品質管理・品質保証は、製品の信頼性を守る仕事で、以下のような違いがあります。

項目品質管理品質保証
業務範囲主に製造過程のみ企画〜アフターサービスまで幅広い
保証範囲製品完成前まで企画から販売後まで
責任出荷時点の品質を保証出荷後の製品も保証
製品との関わりものづくりに関われる製品になったものに関われる
コミュニケーション社内向けに対応社外との折衝も行う

品質管理は、出荷までの工程で製品の品質に問題がないかを検証し、基準を満たしているかを管理します。一方で、品質保証は企画から生産、さらにアフターサービスに至るまで幅広い工程に関わり、出荷後の製品も保証する役割を担うのが特徴です。

品質管理・品質保証の年収例は以下のとおりです。

経験年数年収内訳
6年471万円月給30万円
+残業手当
+賞与年2回
16年610万円月給39万円
+残業手当
+賞与年2回
26年760万円月給50万円
+残業手当
+賞与年2回
※ビーネックステクノロジーズの年収例です。
※上記は、残業15時間分を含みます。年収例は一例であり経験やスキルにより異なります。

以下の記事では、品質管理・品質保証に求められるスキルや資格などについて紹介しています。

関連記事:製造業の品質管理エンジニアとは?仕事内容や求められるスキル・資格、年収例を紹介
関連記事:品質保証の転職は有利?強みとなるスキルや資格、おすすめの転職先を解説

ビーネックステクノロジーズで半導体エンジニアに挑戦しよう

半導体エンジニアとは、スマートフォンや自動車などの電子機器に使用される部品の設計や開発・品質管理をする仕事です。さまざまな領域の仕事に携わるため、電気・電子工学やEMCの知識が求められます。

半導体エンジニアとして活躍したい人は、半導体技術者検定や半導体製造技能士などの資格を取得すると良いでしょう。

ビーネックステクノロジーズなら、2,000種以上の研修講座と200種以上の資格取得サポートをしているため、継続的なスキルアップに挑戦できます。

また、機械や電気、IT領域を中心に全国9,000件以上の求人を掲載しており、大手メーカーを中心に1,090社と取引実績があるのも特徴です。興味がある方は、以下から半導体エンジニアの求人を確認してみてください。


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